ゲームと現実を混同して前向きに生きよう!

はじめに
キャラクター作成
技能の設定
実際の応用例
例:女の子への告白
キャラクターの成長
狂気について
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《資料》「クトゥルフ神話TRPG」




「狂気について」

 クトゥルフ神話TRPGにおいて、外せないのが狂気です。ゲーム中、プレイヤーはクトゥルフ神話の怪異に触れることで正気度(SAN)を失い、一定以上のSAN値消失により発狂します。もちろん、ゲームと現実を混同する上で、SAN値の実生活への導入は欠かせませんよね?

 とはいえ、私たちの平凡な生活には、クトゥルフ神話のような恐怖はまずありえません。しかし、そのような恐怖はなくとも、「気が狂ってしまいたくなるタイミング」は、私たちの人生にいくらでもあるのではないでしょうか。そのような時にすかさずSAN値を減らすことで、私たちはゲームと現実を首尾よく混同することができるのです。

 たとえば、買ったばかりの新品の靴で家を出て、その直後に犬のうんこを踏んだ時などはSAN値を1D3減らしても構わないでしょう。Mixiで長文の日記を書いていて、さて投稿しようか、と思った瞬間にパソコンがフリーズした。このような場合も1D6のSANを減らして構いません。部屋を母親が掃除した形跡があるけれど、隠しておいたエロ本が本棚に綺麗に整頓されている、というのは1D8減らしても良いでしょう。学校でうんこを漏らした時は1D20減らして下さい。

 クトゥルフ神話TRPGでは、一度にSAN値を5ポイント失うと一時的狂気に陥り、一時間に現在のSAN値の20%を失うと真の狂気に陥ります。同様に、あなたも犬のうんこを踏んだり、学校でうんこを漏らした時は、一時的狂気や真の狂気に陥って下さい。狂気に陥っている間は、普段の前向きな自分を忘れてしまって構いません。学校でうんこを漏らして帰ってきたひろしくんが、その日ばかりは勉強も筋トレもせず、一日中ゲームに熱中して現実逃避を図ったところで、誰が責めることなどできましょうか。

 なお、SAN値がゼロになると、永久的狂気に陥ってしまいます。これは回復不可能な死ぬまで永続する狂気ですので、あなたがどれほど気合の入ったコアゲーマーであろうと、自ら永久的狂気に陥ることはオススメできません。ですので、後述する「狂気からの回復」を行い、SAN値がゼロにならぬよう気をつけてください。

「狂気からの回復」

 本家、クトゥルフ神話TRPGでは、怪物によって失われたSANは、その怪物を撃退することで回復することが可能です。これを現実と混同するならば、たとえばクリスマスに自分以外の周りのカップルがいちゃいちゃしてる光景に1D3のSANを失ったあなたは、翌年、自分も彼女(or彼氏)を作ることで、1D3のSANを獲得することができます。

 ただし、「学校でうんこを漏らした」などの場合、同様の方法でSANを獲得することは困難です(この場合どうしろというのでしょうか? クラスメート全員がうんこを漏らすことを期待しろというのでしょうか?)。そのような場合には、友達や家族へ相談すると良いでしょう。クトゥルフ神話TRPGでは、精神分析や精神病院へ入院することで狂気から回復したり、SANを獲得できる可能性があります。同様に、あなたも友達や家族に悩みを打ち明けることでSANを獲得することができるのです。

 まず、あなたの相談する相手(友達や家族)の<精神分析>スキルを勝手に割り振りましょう。深い親愛の情を持つ家族や、気心の知れた親友であれば、高めに設定しておくべきです。そして、あなたは「オレ、実は学校でうんこ漏らしたんだ」と相談します。あなたの家族や友人は、あなたに何らかの励ましの言葉をかけてくれると思いますが、それは何となく聞き流しながら、1D100ロールを行って下さい。出た数字が、相談相手の<精神分析>成功率以下であれば成功です。1D6のSANを獲得して下さい。

 せっかく相談に乗ってもらったのに、無視してダイスロールだけで決めるのは失礼ではないか、とあなたは思うかもしれません。しかし、相談というものは、往々にして相談者の助言そのものよりも、あなたの告白自体に意味があるのです。また、相談者の助言があなたの心に染み入るかどうかは、全てあなた次第です。つまり、相談という行為は、結局のところ、全てあなた一人で完結する行為といえるでしょう。ダイスロールに成功したならば、ゲームと現実を混同しているあなたは、「相談に乗ってもらって救われた」と実感することが可能なはずです。たとえ、相手の助言を何一つ理解できなくとも。ダイスロールに成功したならば、ゲーマーの意地にかけても立ち直って下さい。


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